独学で日商簿記1級に挑む人のおすすめ教材ランキング

会計学

日商簿記1級の会計学の出題範囲は、商業簿記とほぼ同じと考えて差し支えありません。商簿ほど計算力は必要ありませんが、それぞれの論点に対する理解力が必要です。ひとまず、過去の問題傾向を見てみましょう。出題数は3問です。

簿記1級会計学の過去出題

第126回 会計理論/資産除去債務/ソフトウェア
第125回 会計理論/減損/理論
第123回 会計理論/税効果/社債
第122回 純資産/持分法/ソフトウェア
第120回 会計理論/会社分割/SS作成
第119回 会計理論/リース会計/正誤選択
第117回 会計理論/企業結合/証券化
第116回 会計理論/純資産/リース会計

検定1級の会計学と商業簿記はセットで時間配分を考える

一見して分かる通り、ほとんどの回で会計理論が出題されています。出題形式は、穴埋め式・○×式・計算式・論述式です。計算式や論述式も、時間のかかる計算問題や、長文を書く必要が生じるケースは、まずありません。

会計学の問題では、一つの論点について深く理解しているかどうかが試されます。できればじっくり取り組みたいのですが、とにかく出題範囲が広いので、効率を考えた学習方法で攻略していくことが得策です。

点数を稼げるようになるには、問題を出来るだけ多く解くこと、そして出題者が受験者に問いたい論点を、できるだけ把握してみることです。

最高レベルの簿記試験で求められる理解度の深さを、過去の問題から読み取るようにしつつ、少しずつ勉強範囲を広げていき、求められるレベルの理解度で他の論点をマスターしていきます。

商業簿記と会計学の時間配分

商業簿記と会計学の2科目の試験時間は、合わせて1時間半。だいたいの目安として、商簿に50~60分、会計学に20~30分と配分します。

順番は、会計学から先に手をかけた方が安全です。商簿を先に始めてしまうと、どうしても時間がかかり、会計学に取り掛かるのが遅くなりがち。問題を読み込む時間が少なくなくなってしまいます。

会計学の例題とひとこと解説

1級の会計学の過去の出題問題から例を出してみましょう。

<第122回・第1問>

持分法適用会社に関する文章の中で、明らかに誤っているものを選ぶ問題。

子会社以外の他の会社に対する議決権の所有割合は、20%未満でも一定の要件を満たす場合には、関連会社に該当するため、連結会計上、持分法適用会社になる点に注意する(持分法に関する会計基準5-2より)。